足踏み(あしぶみ)とは
射位(しゃい:弓を射る位置)で的に向かって両足を踏み開く基本動作。
・最初に「執り弓の姿勢」(弓を左手、矢を右手に持ち両拳は腰に、両足をそろえて立つ姿勢)を取り、続いて「射位」に入り「足踏み」を行う。「射位」で的右手方向を正面にして立ち、両足つま先を結ぶ線の延長に的の中心が来るように両脚を左右に踏み開く。両足底は外向きに約60度開き、両足つま先の間隔はおおよそ身長の半分の自己の矢束程度。踏み開き方には一足で踏み開く武射系と二足で踏み開く礼射系の二種の様式がある。
足踏みのポイント
・両足を外向きに約60度開く
・両足の親指と結んだ線が的と一直線になるようにする
・両足の間隔は自己の矢束