3.弓構え

弓構え(ゆがまえ)とは

射の活動に移る直前の動作で「足踏み」「胴造り」による基本体勢を保持しつつ、
呼吸を整え気力を充実して動作しなければならない。
「弓構え」は正面の構えと斜面の構えとがある。
「弓構え」には「取懸け」「手の内」「物見」の三つの動作が含まれている。

・取懸け:正面で親指を弦にかけ、中指で親指を抑えて人差し指を添える
・手の内:「鵜の首」「握卵」などの表現があり弓を固く握らず、あたかも卵を握るような気持ち
・物見:頭を正しく的に向けて注視する(物見を定める)